10日ほど前に行った木曽駒ヶ岳がガスでまったく展望を得られなかったので、晴天予報のこの日、改めて出かけることに。ところが始発の30分前にバス乗り場に着いて、あまりの人の多さに呆然自失。バス乗り場にもチケット売り場にも、これまで見たことのないような長蛇の列ができていました。お盆休みが終わった直後の金曜日、天気の良くない日が続いたのである程度は混むとは思っていましたが、ここまで混むとは想定の範囲外でした。
いつになったら登山口にたどり着けるのか予想できなかったので、他の山に転進することに。伊奈側から木曽に抜け、一度登ってみたいと思っていた中央アルプスの最北端に位置する経ヶ岳を目指すことにしました。
結果は大正解。登山中に合った人は20名に満たず、蝶が舞い遊ぶお花畑を眺めながらゆっくりと登山を楽しむことができました。ちなみにヤマップの投稿を見ると、私たちと同じ時間に駐車場に着いた人は、バスとロープウェイを乗り継いで千畳敷に着いたのが昼前くらいだったようです。さらに下山のロープウェイも二時間待ちだったとか、天気はとびきり良かったようですが。
左から経ヶ岳、経ヶ岳山頂の十一面観音菩薩、キツネノエフデというキノコ(たぶん)、ジムグリの子供、ヤナギランのお花畑、アサギマダラ 。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
今朝の信濃毎日新聞に、特定外来生物のアカボシゴマダラの生息域が長野県内でも広がっているという記事が出ていました。在来種のオオムラサキやゴマダラチョウと幼虫の食性が競合するため、環境省から特定外来生物に指定されたそうです。
近所の松本市アルプス公園を散歩していた所、綺麗な大型の蝶に遭遇しました。はじめはアサギマダラかと思ったのですが、鮮やかな赤い斑紋があり「こいつは、今朝、見たあれか」と思い至りました。在来種にとってどのくらい脅威になるのかはわかりませんが、今後目にする機会が増えるのでしょうか。
左から、ガマの穂、ヤブランとセミの抜け殻、クサギの花、アカボシゴマダラ、ミスジチョウ、イチモンジチョウ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
早朝は厚い雲に覆われていた美ヶ原高原、9時以降は晴れるという予報を信じて出かけた所、本当に晴れました。今日は「山の日」ですので、人気の王ヶ頭はきっと大勢の人が訪れていることでしょう。ということで三城から茶臼山を目指すことにしました。
茶臼山まではほんの数人にあっただけで、メインルートを外れると美ヶ原でも静かな山旅を楽しむことができます。三年前の大雨で荒れていた登山道も、道が付け替えられたりかなり整備されていました。それにしても青空の下での山歩きは久しぶりです。暑かったけど。
左から苔むす登山道、茶臼山山頂、百曲り園地、ナンバンハコベ、コムラサキ、イブキジャコウソウ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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