キヌガサタケを探しに
かねがねキヌガサタケというキノコを見たいと思っていました。白いレースのベールをまとったような姿から、「キノコの女王」と呼ばれています。
群馬県太田市の金山(かなやま、標高239m)でキヌガサタケが発生しているという情報があり、9月23日に出かけてきました。
キヌガサタケは頭を出してからベールが広がりきるまで、たった三、四時間という成長の速いキノコで、その後は半日くらいで倒れて朽ちてしまうそうです。この日、綺麗な状態で見ることができたのは一本だけ。倒れて朽ちかけているものや、立ってはいるもののベールが崩れてしまっているものは五本ほど確認しました。
一本だけとは言え美しいキヌガサタケを見ることができ、二時間半かけて出かけた甲斐がありました。
キヌガサタケはすべて同じ個体です。最後は特定外来生物に指定されているアカボシゴマダラ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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