昨日の松本城は天守に上るのに100分待ち、その前にチケットの購入の列が100メートルくらい伸びていました。コロナ前にも見たことのないような混雑ぶりです。バスやロープウェイを使う山もきっと混んでいるだろうと予想し、近場の美ヶ原高原を散策してきました。三城牧場を起点とする、休憩を含めて5時間弱の周回コースです。
気温は暑いくらいでしたが山の上はかなり風が強く、まあまあ歩きやすい陽気でした。この時期、高原台地に至る登山道はスミレでいっぱいです。
左から、百曲り登山道のダケカンバの巨樹、三城牧場から望む王ヶ頭、エイザンスミレ、アカフタチツボスミレ、フデリンドウ、ヤマブキ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
例年ですとこの時期は北信の桜やカタクリ、ヒカゲツツジなどの山野草を見に出かけるのですが、今年はすでに咲き終わっています。そこで岡谷の塩嶺御野立公園に野鳥を見に出かけたところ、はやくも新緑が茂りはじめ鳴き声はすれど姿を見ることはできません。
早々に野鳥はあきらめ山野草の名所でもある出早公園に寄った後、少し早いかなと思いながらシャクナゲで有名な塩尻の常光寺を目指しました。五月初旬から開催されるシャクナゲ祭の用意はまだされていませんでしたが、既に咲きはじめ木によっては見頃とばかりに咲き誇っていました。ほかに見学者もなく、なんだか得した気分でした。
左から、シロバナエンレイソウ、ツボスミレ、コミスジ、シュンラン、シャクナゲ、古墳のヒカリゴケ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
昨日、小川村の帰りに車から光城山を見ると、尾根の上部と山頂の桜が満開になっていました。今日も快晴で桜は見頃、私は平日でも出かけられる特権階級なのでいそいそと出かけた所、8時半の段階で光城山登山口の駐車場は既に満車で少し先の臨時駐車場に誘導されました。昼に下りた時にも駐車場はまだ満車で、世の中、平日でも行楽に出かけられる特権階級がいかに多いか思い知らされました。
特に車で上がれる長峰山はなかなかの人出で、安曇野越しに望む残雪の北アルプスに歓声を上げる人が目立ちました。
左から、光城山の桜、光城山から望む常念岳、長峰山から望む後立山連峰、長峰山の桜、中間地点の枝垂桜、さくら池のヒキガエル。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
今回はじめて小川村の桜を見に行きました。小川村は残雪の北アルプスを背景にした桜の写真を撮れると地域として知られています。どういうわけか小川村はずっと北の遠い所にあると思い込んでいたのですが、地図を見ると大町市と長野市と白馬村の中間に位置し、松本からさほど遠いわけではありません。
この日は前夜から未明にかけて降雪があり、小川村に入ってすぐの舞袋という地区では雪景色の中の桜を見ることができました。小川村と途中の大町市の桜はちょうど見頃でしたが、北側で隣接する白馬村はまだまだこれからという感じでした。それほど隔たっているわけではないのに、ずいぶん違うものです。
左から、雪化粧した桜、桜と後立山連峰、立屋の桜、雪と桜、桜と爺ヶ岳、子ヤギ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
長野で一番有名かもしれない桜の名所、高遠城址です。4日は満開、晴天の平日でしたが、大勢の人で賑わっていました。公園周辺の駐車場はそこに至る道路が狭く、出る車、入る車、公園に向かう人、公園から帰ってくる人でごった返し、激しく渋滞します。
駐車場自体のキャパシティには余裕があるのですが、少し離れた場所の大規模駐車場に止めてシャトルバスで向かった方が良いかもしれません。そのシャトルバスが出る駐車場にも休日はたどり着けず、撤退したことがあるのですが。
タカトウコヒガンザクラは満開でそれは見事なものでしたが、一種類の桜しかないので単調と言えば単調です。
この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
例年、桜前線の北上にあわせて長野県の南から北へ撮影に出かけるのですが、今年は南部と中部の桜はほぼ同時に開花してしまいました。好天の土曜日、ようやく南信州、伊那谷の桜を見に行くことができました。
大草城址公園は天竜川の向こうに中央アルプスを望むことができる桜の名所ですが、色々な種類の桜が植えられています。ソメイヨシノにあわせて出かけるとシダレザクラは終わっていたり、すべての桜を同時に楽しむことは難しいのですが、今年はどの桜もちょうど見頃で見事な景観を楽しむことができました。
左から石上の桜と中央アルプス、大草城址公園の桜と中央アルプス、大草城址公園の桜、麻績の里の石塚桜、元善光寺の三つ葉躑躅と枝垂桜、光前寺付近の水仙と中央アルプス。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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