ようやく上がったJFLをたった2年で抜けてJ2に昇格した時も驚きましたが、先週のアビスパ福岡戦に勝利したことで、松本山雅FCはJ1への自動昇格圏内である2位を確保してしまいました。
10年近く前、地域リーグでうろうろしていたチームが突然「Jリーグを目指します」と言い出した時には、「なに言っちゃってるんだか」と思ったものです。
気がついた時には既にあったJ1規格のスタジアム、無駄に熱いと言われた北信越リーグの日々、JFL2年目の松田直樹さんの加入と突然の死、昇格請負人・反町康治氏の監督就任。反町監督就任後、着実に力をつけてきているとは思っていましたが、たった3年でJ1に上がるとは夢のようです。定着するのはたいへんでしょうが、とりあえず来期はJ1です。
今日は、昇格決定後初のホームゲームでした。雨の中の試合だったのでいくらか空席はありましたが、それでも1万8千人越えで入場者数の記録更新だったそうです。結果は昇格プレーオフ圏内のジェフユナイテッド千葉を相手に2-1で勝利。支配されている時間が長い試合でも勝利をつかむあたり、ほんとうに勝負強いチームになったなあと思います。
ヴァンフォーレ甲府にはこれまでも練習試合などでお世話になってきましたが、今年はJ2で甲信ダービーと銘打った試合を戦うことができ、感慨深いものがあります。
今日の試合は松本山雅が前半20分過ぎに先制しましたが、10数分後に追いつかれ、その後はひたすら耐える展開でした。こちらとしては、引き分けの勝ち点1は儲けものでした。
17節が終わって松本山雅の総得点はようやく10点で、22チーム中の21位です。この得点で15位につけているのは、J2参戦初年度としては健闘していると思います。ここまで先発メンバーほぼ固定で戦ってきましたが、今日の試合を見ていてもだいぶ疲れているようで、これから暑くなる中、何とかこの順位をキープしてもらいたいものです。
ところで、松本山雅には”ガンズくん”というマスコットがあるというかいるのですが、このたび着ぐるみが完成し、今日の試合がオフィシャルマスコットとしてのお披露目会になっていました。現れたのは巨大な頭だけのかぶりもので、何とも微妙なものができあがってしまったという感じです。昔のメキシコのプロレスラー、ミル・マスカラスのマスクを彷彿とさせます。
写真を見てもわからないと思いますので説明しておきますと、長野県の県の鳥は雷鳥で、英語ではターミガンズ(ptarmigans)になります。ということで、ガンズくんは雷鳥です。
1枚目:試合に先立ち場内を一周するガンズくん。
2枚目:タオルマフラーを掲げて、入場する選手を迎えるサポーター。
3枚目:JFL2年目時のユニフォーム。松田直樹の3番。
4枚目:アルピコグループの松本山雅応援ラッピングバス。
JFLの今期最終試合、松本山雅FCはホンダロックSCに勝利し、J2への昇格条件である4位以内を確定しました。
写真は、引き分けに終った11月3日の対横川武蔵野FC戦。この時期、ホームゲームで2試合続けて引き分けるなど、順位をズルズル下げていました。
すでに自力昇格の可能性は消え、町田ゼルビアかV・ファーレン長崎の負け頼みだったのですが、最後まで諦めずよく頑張ってくれたものです。ついこの前まで地域リーグにいたことを思えば、ほんとうに夢のようです。
全国ニュースでは連日、「~で桜が満開」といった報道がされていますが、松本ではようやく蕾が膨らんできたばかりです。今日は、飯田市で松本山雅のホーム試合があったので、今年最初の花見がてら一走りしてきました。
飯田市には名のある桜が何本もあるのですが、時間がないので先ずは飯田市美術館の「安富桜」へ(1、2枚目)。これは樹齢450年以上といわれるエドヒガンで、とても勢いのある立派な桜です。大きすぎて35mmのレンズでは全景を収めることができません。手前の黄色い花は、サンシュユです。
続いて向かったのは、黄梅院のシダレザクラ(3、4枚目)。ここのシダレザクラは濃い紅色が美しいのですが、背景が雲で白くなってしまい残念でした。出かけたのが遅かったので、残念ながら花見はここでタイムアップです。
飯田市総合運動場は観客席が少ないので結構入っているように見えましたが、公式入場者数は3500人を超えた程度でした。2試合目のホームゲームですが、1試合目(アルウィン開催)の時は奄美大島に行っていたので、今年初めての観戦です(5、6枚目)。
SAGAWA SHIGA FCを向かえての試合は0対0の引き分けで、どうにも攻め手に欠く歯がゆい内容でした。昨年のランク上位のチームとの対戦が続くので仕方がないのかもしれませんが、4試合終わって得点が1しかないのが気になります。
全国地域サッカーリーグ決勝大会の決勝ラウンド3日目、はじめて青空の下での試合になりました。第一試合の金沢-横浜戦の前半途中から観戦。横浜1点リードのまま試合は進み、このまま金沢が敗れれば松本山雅のJFL昇格が決定かと思いきや、後半終了間際に金沢が同点に追いつき、PK戦へ。
金沢の1人目を止めるも、横浜の3人目が失敗。そのまま両チームともゴールを重ね、金沢の13人目を止めてようやく決着がつきました。この時点で、松本山雅のJFL昇格が決定です。何だかあっけない結末でしたが、決まる時はこんなものなのでしょうか。
第二試合は1時15分開始の予定でしたが、PK戦がもつれたためインターバルが5分もない状態。しかし、今日はNHK長野の中継放送が入っていたためか、練習もほとんどできないまま慌しく定時に試合開始。そのため、サポーター席の入れ替えは終わらないし、試合前の選手紹介もなし(選手紹介はハーフタイムに行われました)。
試合は前半14分、栃木にカウンターから先制されましたが、22分に同点に追いつき、43分には逆転。後半もさほど危なげなくリードを守りきり、見事、優勝を勝ち取りました。
表彰式終了後、選手は場内を一周。監督も、選手も、サポーターの皆さんも本当に嬉しそうでした。来年も厳しい試合が続くと思いますが、目指すはいよいよJリーグ、ますます目が離せません。
ちなみに、初日、2日目の観客数は4000人台、今日は1万965人だそうです。
第一試合終了後、信濃毎日新聞の号外、「松本山雅JFL昇格」が出ました(リンク先は、松本山雅の1位決定後のもの。)
1枚目:今日は日当たりの良いバックスタンドで観戦。彼方には雪をかぶった後立山連峰が。
2枚目:第一試合、金沢の13人目のPKを止めた瞬間、山雅の昇格が決定。
3,4枚目:日立栃木の攻撃をしのぐ山雅イレブン。
5,6枚目:歓喜の山雅イレブン。
今日はワールドカップの対戦相手決定、J1の優勝決定、J1への昇格チームの決定と日本のサッカーファンにとって盛り沢山の日でしたが、我が家での一番の話題は松本山雅FCの試合の行方です。
JFL入りを賭けた、全国地域サッカーリーグ決勝大会の決勝ラウンド2日目。昨日に続いて、アルウィンに行って参りました。途中から冷たい雨が降り出す過酷なコンディションの中、横浜スポーツ&カルチャークラブに辛勝し、貴重な勝ち点3を得て3位以内が確定しました。2日目が終わった時点での、勝敗表です。
明日の第二試合、対日立栃木ウーヴァ戦で
栃木に○か△なら昇格決定。
栃木に▲で、金沢が○の場合、得失点差次第。
栃木に▲で、金沢が△の場合、昇格決定。
栃木に●で、金沢が○の場合、3位確定、入れ替え戦へ。
栃木に●で、金沢が△の場合、得失点差次第。
その前に、第一試合で金沢が●、▲なら、その時点で昇格決定。
得失点差は山雅が+1、金沢が-3で、山雅がやや優位に立っていますが、明日はぜひ90分以内に勝利をおさめ、すっきりとJFLへの昇格を勝ち取ってもらいたいと思います。
全国社会人サッカー選手権で見事に優勝し、全国地域サッカーリーグ決勝大会への切符を手に入れた松本山雅。壮行試合が行なわれるというので、今日は松本歯科大学のグラウンドへ行ってきました。
胸を貸してくれるのは、ヴァンフォーレ甲府のサテライトの皆さん。前半15分過ぎからあれよあれよという間に3失点してしまい、どうなることかと思いましたが、前半、後半に1点ずつ返し、その後は無失点におさえたので、後味の悪い試合ではありませんでした。
21日から始まる1次ラウンドを勝ち抜けば、決勝ラウンドはホームグラウンドの松本アルウィンです。過去2年、1次敗退が続いてますが、今年はぜひアルウィンに戻ってきて、JFLに昇格して欲しいなあ。
天皇杯の二回戦、松本山雅FC vs 浦和レッズ、行ってきました。いやあ~、何とビックリ、レッズに勝利してしまいました。
余裕をもって出かけたつもりが、スタジアム(アルウィン)に着いてから車を駐車するまで約1時間、駐車場がまた遠い所でアルウィンまで歩いて30分近く。後10分で前半が終わるという時分に、ようやくアルウィン到着。スコアボードを見ると、何と山雅が1点リード中でした。
後半の2点目は、左サイドからのセンターリングをレッズがクリアミス。こぼれ玉を見事にゴール左隅に蹴りこむと、観客は総立ち。その後も終始レッズにボールを支配されながらも、キーパー、ディフェンス一丸となって必死に守り、そのまま試合終了。
こんなこともあるんですねえ。帰りは、遠い駐車場までの足取りの軽いこと軽いこと。
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