ゴールデンウィークに行きそびれた木曽駒ヶ岳に行ってきました。この時期の中央アルプスでは雷鳥に遭遇したことがなかったため、見れれば良いなと思っていたのですが、オスを二羽、つがいを二組、合計六羽の雷鳥を見ることができました。雷鳥復活に向けたプロジェクトは、着実に成果をあげているようです。
この日の菅の台バスセンターの始発は7時15分、8時少し前についた駐車場はガラガラでした。8時15分のバスに乗りましたが、乗客は20数名ほど。雪道歩きはほぼ千畳敷カール内のみでスキーをするにも中途半端なためか、登山者、スキーヤーとも予想よりはるかに少なかったです。
左から、乗越浄土を目指して、木曽駒ヶ岳山頂、雷鳥(4枚)。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
昨日の松本城は天守に上るのに100分待ち、その前にチケットの購入の列が100メートルくらい伸びていました。コロナ前にも見たことのないような混雑ぶりです。バスやロープウェイを使う山もきっと混んでいるだろうと予想し、近場の美ヶ原高原を散策してきました。三城牧場を起点とする、休憩を含めて5時間弱の周回コースです。
気温は暑いくらいでしたが山の上はかなり風が強く、まあまあ歩きやすい陽気でした。この時期、高原台地に至る登山道はスミレでいっぱいです。
左から、百曲り登山道のダケカンバの巨樹、三城牧場から望む王ヶ頭、エイザンスミレ、アカフタチツボスミレ、フデリンドウ、ヤマブキ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
みくりが池温泉の個室を予約できたので、一泊で立山の室堂に行ってきました。目的はライチョウの観察と雄山登山です。
初日、稜線では風速15メートル程度の風が吹くという予報でしたので、室堂平散策と雪の大谷ウォークを楽しむことに。この時期、つがいが成立し縄張りの確保がなされ、その過程でオス同士のバトルが見られたりするのですが、ライチョウの季節進行も例年より早いようで、すでに成立済みのカップルが穏やかに暮らしている感じでした
二日目、一ノ越から雄山を目指したものの、軽アイゼンしかもっていかなかったため下山に不安があり、途中で撤退しました。帰る途中でもたびたびライチョウに遭遇したため、下山にもずいぶんと時間がかかってしまいました。二日間で5組のつがいを含め十数羽のライチョウを見ることができました。
往路はWebきっぷを予約し、午前7時半の始発で扇沢駅を出て室堂バスターミナルに8時55分着。帰りは室堂12時発のバスに乗り、13時20分には扇沢に戻ることができました。連休狭間の平日とゴールデンウィーク後半の初日という日程でしたが、移動は思いのほかスムーズでした。松本市内の観光客の多さに驚かされました。
左から、オスのライチョウ、メスのライチョウ、つがいのライチョウ(2枚)、室堂平から望む立山、みくりが池温泉の柳川風白魚の卵とじ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
昨日、小川村の帰りに車から光城山を見ると、尾根の上部と山頂の桜が満開になっていました。今日も快晴で桜は見頃、私は平日でも出かけられる特権階級なのでいそいそと出かけた所、8時半の段階で光城山登山口の駐車場は既に満車で少し先の臨時駐車場に誘導されました。昼に下りた時にも駐車場はまだ満車で、世の中、平日でも行楽に出かけられる特権階級がいかに多いか思い知らされました。
特に車で上がれる長峰山はなかなかの人出で、安曇野越しに望む残雪の北アルプスに歓声を上げる人が目立ちました。
左から、光城山の桜、光城山から望む常念岳、長峰山から望む後立山連峰、長峰山の桜、中間地点の枝垂桜、さくら池のヒキガエル。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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