前日朝の予報では好天だったので休みを取って木曽駒ヶ岳へ行くことにしたのですが、夜になって一転、曇天予報に。一縷の望みをもって出かけた所、予想を上回る悪天候でした。濃いガスの中、山行中の視界は20メートル程度。千畳敷カールを下りはじめた頃、ようやく視界が広がりましたがそれでも宝剣岳から伊那前岳へつ続く稜線が姿を現すことはありませんでした。
霧のため頭はびしょびしょになり、眼鏡も曇って半分ものが見えない状態でしたが、白いコマクサやちらっとですがライチョウの幼鳥を見ることができ、まあまあの山行でした。
左から、木曽駒ヶ岳山頂、ガスの中のライチョウ、トリカブトの仲間のサクライウズ、シナノオトギリ、ヒメウスユキソウ、ヨツバシオガマ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
9月10日、ライチョウを求めて木曽駒ヶ岳に行ってきました。7月の半ばに出かけた時は5組のライチョウ家族がケージで保護されており、環境省のスタッフが時おり散歩をさせていましたので簡単に所在を確認することができました。
そのうちの2家族が8月の初めに長野市茶臼山動物園と那須どうぶつ王国へ移送され、その時点で「中央アルプスでは最大8家族37羽の雛が生存しており、成鳥を加えると50羽以上が生存している可能性があります」とのことです。
環境省:中央アルプスでケージ保護したライチョウ家族の動物園への移送結果について
雛も親並みに大きくなり行動範囲も広がっているでしょうから遭遇できるかどうか期待半分で出かけましたが、無事に一家族とで出会うことができました。昨年もこの時期に出かけ遭遇することができなかったので、今回はラッキーでした。
左から、千畳敷カールから望む宝剣岳、木曽駒ヶ岳山頂、ライチョウ(3枚)、紅葉したウラシマツツジ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
四連休最終日の25日、有料の山の天気予報サイトでは晴れ予報だったので乗鞍岳に出かけたところ、時折、青空が覗くものの行動中はほとんどガスの中で、昼過ぎにバスで山麓に下山する頃になって綺麗な青空が広がるという始末でした。まあ、こんなこともあるでしょう。
そんな天気だったので珍しく二度、ライチョウに遭遇しました。一度目は登り始めて間もなく肩の小屋の少し下でヒナ連れに遭遇。ヒナは四羽か五羽いましたが、かなり濃いガスの中だったのでまともな写真は撮れませんでした。二度目はバス待ちで畳平の花畑を散策していた時。長大な望遠レンズで撮影しているグループがいたので行ってみると、ターゲットはライチョウでした。かなり距離があったので、コンパクトカメラではかろうじて識別できる程度の写真しか撮れませんでしたが。
昨年は一度もライチョウを見ることができなかったことを思えば。今年はラッキーが続いているとは言えます。
左から、ガスの中のライチョウ、ガスの蚕玉岳山頂、大日岳中腹から望む剣ヶ峰、シナノキンバイ、ヨツバシオガマ、コマクサ。
昨年、乗鞍岳から中央アルプスに移送され、越冬に成功したライチョウから無事に雛が孵ったとのことです。現在、木曽駒ヶ岳山腹などにケージが設置され雛の保護活動が行われています。
記念すべき移民一世と二世を観察できることを期待して、木曽駒ヶ岳に行ってきました。久しぶりのテント泊です。保護ケージから出されたライチョウのそばでは環境省のビブスをつけたスタッフが見守っているので、ライチョウの所在はすぐにわかります。
中央アルプスでライチョウが最後の目撃されたのは1969年とされています。今夏は8家族で45羽の雛が確認されたとのことですが、どれくらいの個体数が確保されれば定着するのでしょうか。
上段左から、ハクサンイチゲと宝剣岳、中岳から望む木曽駒ヶ岳、ライチョウ。下段左から、夕暮れのテント場、夕焼け、日の出、ミヤマシオガマ、ヒメウスユキソウ、オヤマノエンドウにとまるクジャクチョウ。この山行の撮影分は、こちらにまとめてあります。
晴れの予報でしたので近場の美ヶ原高原に出かけたのですが、時折、青空が覗くものの下山するまで晴れ渡ることはありませんでした。昨日までのポカポカ陽気とうってかわって冷え込んだ日になり、おかげで山頂部では霧氷が発達していたのですが、青空がないと単なる寒々しい景色になってしまいますね。
この日、2月23日は、長野県富士見町観光協会によって「富士見の日」に制定されているそうで、ぼんやりとですが富士山を遠望することができました。
左から、木の幹を逆さになって歩くことができるゴジュウカラ、霧氷、一瞬の青空と王ヶ頭、レタスや長芋畑の土が強風で舞い上がる松本平の砂塵、頭上を流れる雲、八ヶ岳の編笠山と富士山。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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