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2023年2月16日 (木)

人工黒曜石アート

今朝の信濃毎日新聞のローカル面に、「砕いた黒曜石を高温で溶かすなどして作った「人工黒曜石」のアート作品」の記事が載っていました。

現在、市内各地で「マツモト建築芸術祭2023」が開催されています。松本市内のユニークな建築物を会場に現代アートを展示するイベントで、昨年はじまった芸術祭です。パンフレットを持って会場を巡り歩く人が、そこそこ目につきます。

人工黒曜石のアート作品も、この一環で信毎メディアガーデンを会場に展示されています。以下、会場入り口の説明書きから。

井村一登 Kazuto Imura
loose reflection

本作は、様々な土地の黒曜石を砕き、溶かし、混ぜ合わせ、人工的な塊を生成する。本来の黒を失い、透明度を持つこの塊に対して、作家はガラスのように、宝石のように、また本来の黒曜石のように扱い、土地の記憶に触れながら成型していく。
これは、透過と反射だけではなく、太古の素材を使用しつつも、新たに生まれた素材であるという対も併せ持つハーフミラーである。

ツイッターの自己紹介には、「人と鏡の関係性の歴史を知るための鏡作り。 回転液体鏡、人工黒耀石、光学装置等々。 趣味は石器作り。」とあり、黒曜石好きにはたまらない作品が並んでいました。

左の二つは、人工の黒曜石が内部で冷え固まったつぼを割った作品とのこと。

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