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2022年6月 9日 (木)

KandaoのQooCam EGO

Kickstarterで資金を募って製作されたKandao社のステレオカメラ、QooCam EGOが届きました。

パッケージと追加購入したバッテリー、おまけのストラップ。

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パッケージの中、カメラ、ビューアー、バッテリー、ストラップ、Type-Cのケーブル。

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富士フイルムのFinePix Real 3D W3よりかなり小さいです。

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iPhone 3GS・4Sの時代に使っていたRipoffsのホルスターがぴったりです。

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早速、バッテリーを充電し、街中の散歩写真を撮ってきました。1時間ほど使っての感想です。

・電源オンから撮影可能になるまで、18秒ほどかかります。

・バッテリーの持ちは悪いです。フルチャージ後、1時間で100カットほど撮った段階で残量は15%くらいに。インディケーターは見る見る減っていく感じです。

・シャッター、画像再生ボタンの反応が悪いです。力を入れて押し込んでも、シャッターが切れるまで少し待たされる感じです。

・マニュアルの図では、メモリーカードの挿入方向が間違えています。ノッチ(でっぱり)が下、ラベル面がバッテリー側になるようにする必要があります。

・静止画の画質に不足はありません。ネット上では片方のレンズのピントが甘いといった報告が上がっていますが、気のなるほどの差はありませんでした。

・1500円の消費税がかかりました。UPSの配達員に聞いた所、配送料に対する消費税ではないか、といささか曖昧な答えが返ってきました。ヨーロッパやカナダではもっと高額な税を要求されているようです。

・ようやく公開されたマニュアルには、「エコモードの設定」「スクリーン・オフまでの時間」「自動シャットダウンまでの時間」などの記載がありますが、そのような設定項目は見つけられません。

現状、マイナス面が目立ちますが、ファームウェアのアップデートによる改善を期待したい所です。以下、松本市街地でのスナップです。

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コメント

QooCam EGOのレポートありがとうございます。とても参考になりました。結果、残念ながら購入を見送ることにします。
ところで、1500円の消費税は輸入消費税ですね。商品代金に60%を掛けた金額が、1万円以上の場合にかかります。私もCarl Zeiss Jenaの近接用ステレオアダプター(中古)を、ドイツから買ったときに1900円支払いました。Loreoの3Dマクロレンズを香港から買ったときは、1ドル100円だったので消費税はかかりませんでした。
Loreoのフィルタースレッドは、結局直ってませんよね。私はフィルタースレッドに継手リング(オス52mm→メス52mm)を付けて使っています。あとMinorutaのカメラには問題なく取り付けられるのに、Sonyのカメラに取り付けるとロック位置まで回らないという問題が。結局マウントの爪を少し削ってロックされるようにしました。
ステレオ写真って機材の苦労が絶えませんよね。それも含めて楽しいのかもしれませんが。これからもステレオ写真日記、楽しみにしています。

スクリーンをタッチすることでシャッターを切れるようになりましたが、起動時間の長さ、バッテリーのもちの悪さは改善されていません。

ファームウェアのアップデートで、起動時間はもう少し短縮されるのではと期待していたのですが。

Facebookのユーザーグループも、発売直後の勢いがなくなってしまいました。

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