妻女山から鞍骨山へ
第四次の川中島合戦のおり、上杉謙信が陣を置いた妻女山にバイモ(貝母、編笠百合)を見に行ってきました。当時の妻女山(さいじょざん)は、現在の妻女山の20分ほど南西に位置する斎場山(さいじょうざん)だったとされています。
そこから10分ほど南に謙信が本陣を移した陣馬平と呼ばれる平地があり、バイモが群生しています。いつの時代のことかわかりませんが、ここには漢方薬のための薬草畑があり、野生化したバイモがかなり広範囲に群生するようになったということらしいです。もっと小さな花だと思っていたのですが、同じバイモ属のクロユリと花の形や大きさはよく似ており、色だけが違うと言う感じです。
カタクリを求めて陣馬平から天城山(てしろやま)、鞍骨山(くらぼねやま)まで足を延ばしましたが、この日は陽射しがほとんどなかったためうなだれたままでした。
左から、かつての妻女山山頂、武田方の山城が築かれた鞍骨山、バイモ(4枚)。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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