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20日の日曜日、長野と群馬の境に位置する湯ノ丸山と烏帽子岳に行ってきました。昼前には天気が回復しそうとの予報でしたので、少しゆっくり目に家を出たところ予報にはない雨が降り出す始末。登山口でも雨ならそのまま帰ってくるつもりで出かけましたが、標高が上がり雲が薄くなったのでスキー場のリフト横から登山開始です。
この日の夕方のローカルニュースでも紹介されていましたがレンゲツツジがちょうど見頃で、高山植物ではイワカガミ、コケモモがあちらこちらで群生していました。部分的に青空も望める程度の回復でしたが、稜線ではコマクサも咲き始め、ミヤマハンショウヅル、イチヨウランなどあまり目にする機会のない花も見ることができ、結果としては良い山行になりました。
左から、賑わう烏帽子岳山頂、イワカガミ(岩鏡)、コマクサ(駒草)、ミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓)、グンナイフウロ(郡内風露)、イチヨウラン(一葉蘭)。この日の撮影は、こちらにまとめてあります。
3年ぶりに八ヶ岳にツクモグサを見に行ってきました。翌日も天気が良ければ稜線の山小屋で一泊することも考えたのですが、あまり期待できないようでしたので日帰りになりました。美濃戸まで車で入り、行者小屋から地蔵尾根を経てツクモグサが自生する横岳へ、その後は硫黄岳から赤岳鉱泉に下り美濃戸に戻るという周回コースで、久しぶりに活動時間は10時間になりました。
期待していたツクモグサはちょうど見頃でしたが、薄曇りで日差しが弱かったため開いていない花が多かったのが残念でした。登山口付近のホテイランは花期を過ぎており、かろうじて三株ほどが残っているだけでした。こちらは一、二週間遅い感じで、両方見ようとするとなかなかタイミングが難しいです。他にも色々な花を見ることができて、充実した山行になりました。
左から横岳への縦走路、ホテイラン、キバナノコマノツメ、ツクモグサ(2枚)、オヤマノエンドウとヤツガタケナズナ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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