快晴の西穂独標
首都圏では新型コロナウィルスの影響で外出自粛の要請が出されている昨今ですが、休暇を取って西穂高岳の独標に行ってきました。当初の予定では手前の西穂丸山まで登り、あとはコンディション次第で先に進むかどうか判断するつもりで出かけました。当日は快晴ほぼ無風のポカポカ陽気で雪面も凍った場所はない、というこれ以上はないコンディションでしたので、独標の山頂を無事に踏むことができました。
下山後、新平湯温泉で一泊して飛騨牛の料理と温泉を堪能、帰宅すると「不要不急の他県への出張・旅行は禁止」というメールがきました。いつになったら落ち着くのでしょうか。
ところで独標という言葉、かねがねよくわからないと思っていたのですが、調べてみた所、次の説明が分かりやすかったです。
「(地図のおける標高を表す記号の説明の項で)余談ですが、戦前に遡ると、標石を設置せずに目標だけ定めて測定した「独立標高点」と呼ばれてるものが図示されていました。これは略して「独標」と呼ばれ、今でも槍ヶ岳北鎌尾根や、西穂高岳などに一般的な呼び名として残っています。」(四日市遠征協会「山屋のたしなみ(1)「地図を読む」」)
左から、西穂遠望、人の集まった丸山と西穂山頂部、台形の独標と白い三角のピラミッドピーク、独標山頂から望む前穂高岳と明神岳、ピラミッドピークと黒い西穂高岳山頂。ピラミッドピークへの登山道、ここからは別世界です。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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