残雪の唐松岳
ゆったり一泊で唐松岳に行ってきました。今年は残雪が多く、八方池より上部では途中何か所か大きな雪渓を登ります。「上の樺」上部の雪渓だけそこそこの傾斜がありましたので、上り下りとも軽アイゼンを使用しました。丸山直下の雪渓以降は傾斜はさほどでもなく、雪も緩んでましたのでアイゼンなしで通過しました。
八方池より下ではユキワリソウ、タテヤマリンドウ、ミヤマアズマギク、キジムシロが咲き誇っています。高山帯ではイワカガミ、ミツバオウレンなどが散見されました。
初日の天気はおおむね晴れ、残雪の大パノラマを堪能しました。二日目は曇りがちの天気でしたが、雷鳥との遭遇はなし。2600メートルの稜線上にカラスが飛び交っているのが気にかかります。
左から、八方池から望む白馬三山、丸山直下の雪渓、唐松岳山頂から望む五竜岳、唐松岳の右に沈む太陽、下段左から、ユキワリソウ、タテヤマリンドウ、ミヤマナガハシスミレ、シロバナミヤマアズマギク。この山行の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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