二年ぶりの御嶽山
このひと月、週末の度に悪天候となり、秋の行楽を楽しむことができないまま今年の山のシーズンは終わろうとしています。この三連休も晴天が期待できるのは最終日の午前中のみという予報。まあ、こういう年もあるのでしょう。
一昨年の7月以来、二年ぶりに御嶽山へ行ってきました。噴火が起こるまで、秋に御嶽山に登るのが恒例になっていました。この時季に登るのは2013年以来でしたが、紅葉には遅いにしても以前と比べて登山者の姿は圧倒的に少なく、影響はこれからも長く続くのだろうなと感じました。
剣ヶ峰山頂周辺に立ち入ることはできませんが、粘土状に固まった火山灰や降灰で面積が縮小してしまった二ノ池を見ると、自然の力の大きさを思い知らされます。五人の行方不明者が、一日もはやく下山できますように。
左から、八合目・女人堂から望む御嶽山、二ノ池に堆積した火山灰、二ノ池越しに望む剣ヶ峰、サイノ河原と摩利支天山、摩利支天山へ続く岩稜帯。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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