木曽駒ヶ岳登山
あまり長くないお盆休み、各山域の天気予報をじっくり見比べ、比較的好天が望めそうな中央アルプスに15日から出かけてきました。ロープウェイを使って千畳敷まで上がり、木曽駒ヶ岳や宝剣岳に登るという日帰り山行は毎年やっていますが、今回は西駒山荘で一泊するのんびり山旅です。
一泊すると時間に余裕がありますので、これまで歩いたことのなかった南側の岩稜帯から宝剣岳を越えるルートで駒ヶ岳を目指しました。登山地図では危険を示す破線のコースですが、鎖や鉄の足場などが整備されているので、程よい緊張感と共に辿ることができました。
駒ヶ岳山頂から西駒山荘へ向かうルートの途中には、新田次郎の『聖職の碑』の題材となった長野県中箕輪高等小学校の集団登山における遭難事故(大正2年)の碑があります。一度見に行きたいと思っていたのですが、日帰りで出かけるには少し遠い所にあるので今回は良い機会でした。
お盆期間中ですのでロープウェイとバスの混雑が心配でしたが、午前中に下山してしまえばそれほどひどいことにはならないようです。
上段左から、南側から見た宝剣岳、宝剣岳への登山道、駒ヶ岳山頂、遭難記念碑、西駒山荘。下段左から、濃ヶ池に映る逆さ宝剣、中央アルプスの固有種ヒメウスユキソウ、ミヤマリンドウ、オオヒョウタンボクの実、タカネグンナイフウロ。この山行の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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