滋賀の旅:神社仏閣・城郭
戦国時代に戦火が続いたのは近江だけではありませんが、琵琶湖周辺の山間部にはその時代に焼かれてそのまま廃寺になってしまった寺が沢山あったようです。山中にひっそりと残っている磨崖仏もその名残ですが、寺はなくなってしまっても村人の手で大切に守られてきた仏像があちこちにあるそうです。特に湖北地方には多くの観音菩薩が残されており、今回の旅行で何体かの素晴らしい十一面観音を見ることができました。毎度思うことですが、撮影できないのが残念です。
琵琶湖の周囲にはたくさんの城がありましたが、彦根城以外、建築物がほとんど残っていません。中でも信長の安土城はどんなものだったのか、城跡の規模を見ただけでもその威容が偲ばれます。大手道の周囲に延々と続く石垣を辿っていくと、一生分の石垣を見た気分になりました。
左から、金勝寺の軍荼利明王像、石山寺の多宝塔と寺名の由来となった硅灰石、八講堂千体地蔵尊、安土城の大手道、信長の館の安土城復元天主、彦根城天守。
その他の写真は、滋賀の旅:神社仏閣、滋賀の旅:城郭にまとめてあります。
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コメント
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私も仕事で彦根に三日、米原に五日滞在してました。
不思議なタイミングでしたね。
観光する余裕がありませんでしたので、楽しませて頂きました。
投稿: 福槌屋の旦那 | 2015年3月24日 (火) 22時36分
あら、そうでしたか。奇遇ですね。
今回は大津に二泊して、おもに湖南、湖東を回ってきました。
もう梅やカンザクラが咲いてるんだなあ、と思って松本に帰ってきたら、松本でも梅は咲いてましたね。
投稿: 凸山 | 2015年3月25日 (水) 18時06分