大雪渓から針ノ木岳へ
白馬岳、針ノ木岳、剱岳の剱沢を合わせて、日本三大雪渓と呼ぶそうです。この土日を利用して、針ノ木の大雪渓から針ノ木岳、蓮華岳を目指してきました。
この日の雪渓歩きは約1.5km、一時間の行程でした。中にはアイゼンなしで歩いている人もいましたが、軽アイゼンを使った方が安心して歩けます(今回は6本歯を携行)。佐々成政が厳冬期に越えたとされる針ノ木峠を経て針ノ木岳に登った後、峠の針ノ木小屋に戻ったのが正午過ぎ。小屋の前には沢山の人々が思い思いに寛いでいます。針ノ木小屋は小さな小屋なので、この時間にこれだけの人がいると、今夜はとても込むのだろうなと思い、翌日登るつもりだった蓮華岳をあきらめて下山することに。
立山黒部アルペンルートの長野側の出発地、扇沢の登山口の標高は1425m、針ノ木岳が2820mですので、標高差約1400mを往復したことになり、日帰り山行としてはいささか厳しいものになってしまいました。
上段左から針ノ木大雪渓、針ノ木岳へ、針ノ木岳山頂からの黒部湖。
下段左から、ミネウスユキソウ、イワギキョウ、シナノキンバイ。
この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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