奄美大島の生き物
今回の旅の主な目的は、野鳥や夜の森の動物観察です。状況のよくわからない林道にレンタカーで突っ込む気にはなれず、夜の森など何処へ行ったら良いかさっぱりわかりませんので、週間予報で一番天気が良さそうだった2日目は朝から晩まで丸一日、ガイドさんに案内してもらいました。そのおかげで、まさか見れるとは思わなかった絶滅危惧種のアマミノクロウサギ、アマミヤマシギを見ることができました。野生動物との遭遇は全くの運任せですので、本当にラッキーだったと思います。
野鳥もそうですが、夜の小動物などのステレオ撮影はとても難しいです。どこからハブが出てくるかわからないので、夜のツアーはすべて車の中からの撮影です(ガイドさんの車はサンルーフ付きのX-TRAILで、雨よけのドアバイザーも付けていない撮影者向き仕様でした)。動物を探しながら林道をゆっくりと進み、ガイドさんが発見すると懐中電灯で照らしてもらい、それを手がかりに急いで撮影するのですが、相手はあっという間に逃げてしまうので、せいぜい数カット撮れれば良い方です。それに相手は小さく、距離も数メートルから十数メートル離れています。アマミノクロウサギは35ミリ換算で400ミリの望遠レンズと十数メートルまで届くストロボが必要だと思いましたが、とっさのチャンスにそんな機材で手持ち撮影ができるのか、いささか心もとないです。
奄美大島の生き物は、こちらにまとめてあります。
左からアマミヤマシギ、アマミノクロウサギ、ルリカケス。いずれも絶滅危惧種です。
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