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2009年9月29日 (火)

中国の旅:黄龍・大足の石刻

観光3日目:黄龍(こうりゅう)

黄龍は九寨溝より少し南に位置する渓流沿いの景勝地です。九寨溝と共に1992年、世界自然遺産に登録されています。黄色い石灰岩盤上を流れ落ちる水の様子が黄色い龍のように見えたことから、このような名前が付けられたそうです。

この流域の水は多量の石灰分を含んでおり、長い年月をかけて水分中の石灰分が枯れ葉や枯れ枝などに付着して石灰華になって、青く澄んだ池が棚田状に並んだ独特の景観を形作っています。

目立つ湖沼郡や滝には名称が付けられていますが、マッピングがほとんどできないため名前は省略です。標高が3000mから3500mと高い所にあるため、ガイドさんから小型の酸素ボンベを1本ずつ配られましたが、幸い使う必要はありませんでした。

観光4日目:大足(だいそく)の石刻

重慶市の大足には多くの石窟群があり、1999年にまとめて世界文化遺産に登録されています。観光最終日は、そのうちの宝頂山(ほうちょうざん)の石刻を見てきました。12世紀の南宋時代、日本では鎌倉幕府が成立する前後に約70年かけて造営されたそうです。

長さ約500mの崖に大きな石窟が30ほどあり、約1万体の彫像が彫りこまれているとか。基本的には仏教遺跡ですが、仏像だけでなく道教を題材とした像が多いこともここの特徴になっています。

その他の写真は、「中国の旅:黄龍」「中国の旅:大足の石刻」まとめてあります。

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