« 地獄谷野猿公苑 | トップページ | 福寿草と節分草 »

2009年3月 2日 (月)

StereoPhoto Maker on Wine

ネットブックと呼称される小型のノートPCを購入しました。NECのLaVie Lightというものです。メインマシンとして使えるスペックでない割りにディスクは十分にあるので、久しぶりにLinuxを入れてみました。最近よく目にするubuntuというディストリビューションです。

今時のディストリビューションの完成度というか簡単さには、ほんと感心します。インストールが終わった段階でXは動いているし、音はなるし、ネットワークには繋がっているし、Slackware + JEの頃とは隔世の感があります(まあ、10年以上の隔たりがあるのですが)。

Microsoft Windows用アプリケーションを動作させる環境であるWineの完成度も、かなりのものになっていました。StereoPhoto Makerがちゃんと動くし、驚いたことに左右画像自動調整を行うAutopanoまで動作しました(Autopano-Siftの方はだめでした)。

ちなみに、8Mega pixel x 2 のステレオペア5組を左右画像自動調整した結果は、

Windows XP : 46.1秒/ペア
Wine on ubuntu : 70.0秒/ペア

でした。

まあLinuxでStereoPhoto Makerを動かしたい人はそうはいないと思いますが、Mac OS上で動けば嬉しい人はいるだろうなあと思い、Mac用のWineをいくつか試してみたところ、今日の所は、

Darwine1.17:動作せず
CrossOver Mac 7 Pro 体験版:動作可能
MikuInstaller:動作可能

という結果でした。

ただし、CrossOverもMikuInstallerもStereoPhoto Maker自体は動きますが、残念ならAutopanoもAutopano-Siftも動きませんでした。でも、ものすごく惜しい所までは来ている感じです。

左はubuntu、右はMac OS上でSPMを動かしている様子。

Ubuntu_2 Macos_2

« 地獄谷野猿公苑 | トップページ | 福寿草と節分草 »

コメント

昨日はDarwineでは動かすことができませんでしたが、別の開発者によるバージョンを試した所、取りあえず起動することは確認できました。どうもDarwineはどこが本家で何処が分家なのか、よくわかりません。

MacのWineで動かすSPMは、処理内容によってはハングアップしたのかと思うほど動作が遅く、動くは動くけど実用には程遠いです(ファイルの保存、簡単位置調整での大きさ調整など)。

Darwineインスト・メモ

1.パッケージのダウンロード

Darwine builds for OS X
http://www.kronenberg.org/darwine/

このサイトからパッケージをいただくが、最新版(unstable 1.1.9)では、「"gdi32.dll" failed to initialize」とかで、サンプルプログラムも動かない。
一つ前の1.1.8を以下のURLからダウンロードする。

http://darwine.good-day.net/Darwine-x86-1.1.8.dmg

2.インストール

パッケージをダブルクリックし、インストーラを開いたらDarwineとTRiXをアプリケーションフォルダにコピーし、

/Applications/Darwine/Sample WineLib Applications

にあるサンプルプログラムを取りあえず動かす。この作業で、ホームディレクトリに.wineフォルダが作られ、必要なファイルがコピーされる。
このフォルダをファインダから見えるよう、ターミナルからシンボリックリンクをはっておく。

$ ln -s .wine wine

3.ステレオフォト・メーカーのインストール

このままステレオフォト・メーカーの日本語版のインストラーを動かすと、文字化けして訳がわからないことになるので、 /System/Library/Fontsからヒラギノ・フォントを以下のフォルダにコピーしておく。

$ cd /Users/hoge/.wine/drive_c/windows/Fonts
$ ls ヒ*
ヒラギノ明朝 ProN W3.otf ヒラギノ角ゴ ProN W3.otf
ヒラギノ明朝 ProN W6.otf ヒラギノ角ゴ ProN W6.otf

インストーラ(stphmkr233.exe)を右クリック、「このアプリケーションで開く」-「WineHelper」を指定。後は普通にインストール。その後、最新版3.26の実行ファイルに置き換える。デフォルトのインストール先は、以下の通り。

$ pwd
/Users/hoge/.wine/drive_c/Program Files/STphmkr

$ ls
STphmkr.chm setup.INF singleside_overlay.gif
STphmkr.exe setup.exe
readme.txt sidebyside_overlay.gif

ステレオフォト・メーカーの実行は、ファインダからSTphmkr.exeを右クリック、「このアプリケーションで開く」-「WineHelper」を指定。

やはり、Autopanoは動かない。ログにも手がかりになりそうなメッセージなし。
Autopano-shiftは、そもそも.net Framework1.1のインストールさえできない。

対応、ありがとうございます。
3通りの実装系で試してみました。
800万画素×2の画像で試した結果です(一括処理は5ペア)。

Darwine 1.18
http://www.kronenberg.org/darwine/

メニューから「左右自動位置調整」:可能。1分45秒
一括ファイル変換で「左右自動位置調整」:不可。プログラムが異常終了する。
ファイル保存:可能。ただしダイアローグが出るまで1分40秒かかる。

MikuInstaller
http://mikuinstaller.sourceforge.jp/

メニューから「左右自動位置調整」:可能。1分45秒
一括ファイル変換で「左右自動位置調整」:不可。プログラムが異常終了する。
ファイル保存:不可。ダイアローグが出るまで1分50秒かかる上、保存される画像は真っ黒。

CrossOver Mac 7 Pro 体験版
http://www.netjapan.co.jp/r/product_mac/com_7/index.php

メニューから「左右自動位置調整」:可能。18秒
一括ファイル変換で「左右自動位置調整」:可能。161秒(32秒/ペア)
ファイル保存:問題なし。

フリーのDarwineとMikuInstallerでも、autopano ver.1.02は動作しましたが、上記のように芳しくありません。

CrossOverは製品版だけあって動作に問題はなく、処理スピードも実用レベルです。価格はパッケージ版が9,240 円、ダウンロード版は8,400 円だそうです。体験版は30日間利用可能です。

むっちゃんの「ステレオワールド」掲示板で、Darwine、MikuInstallerのどちらも、画像サイズが小さければ一括処理でも大丈夫と教えていただきました。
http://stereo.jpn.org/stkeiji/bbs39_2.cgi

3264 x 2448(オリジナル、要270°回転):NG
1536 x 2048:OK
768 x 1024:OK

768 x 1024だと1組当たり20秒ほどで書き込みまで終了しましたが、1536 x 2048だと1分半くらいかかりました。

まあCrossOverでまともに動くことがわかっただけでも収穫だったかな、と思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 地獄谷野猿公苑 | トップページ | 福寿草と節分草 »