アンコール遺跡への旅 3:タ・プローム寺院
タ・プロームは12世紀末、日本では鎌倉幕府が成立する少し前に建立された仏教寺院です。この遺跡が異彩を放っているのは、ガジュマルの一種であるスポアンという巨樹が、建物を覆いつくそうとする様子を見ることができるところにあります。
長い忘却期間の後、19世紀にヨーロッパ人によって再発見された時には、どの遺跡ももっと濃密な密林に覆われていたことと思いますが、この遺跡を訪れるとその当時の風景を思い描くことができる感じがします。
この他の写真は、こちらにまとめてあります。
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コメント
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良いですねえ。
立体ならではの情報量で、見飽きません。
投稿: 福槌屋の旦那 | 2008年10月 3日 (金) 21時10分
毎度、コメントありがとうございます。タ・プローム寺院は最も印象に残った遺跡です。
今日は、ポジの現像も上がってきました。全部整理するまで、もう少し時間がかかりますが、ぜひまたご覧ください。
投稿: 凸山 | 2008年10月 3日 (金) 22時07分
「人と自然の」絶妙な絡みですね。樹木が育たずにこれ以上破壊が進まないのなら、今のままの状態で残してもらいたいですが、そういう訳にはいかないですね。
投稿: へむへむ | 2008年10月 4日 (土) 12時07分
へむへむさんも、アンコール遺跡に行かれましたか?
色々な遺跡に各国の調査・修復チームが入っていますが、完全に崩壊している建造物も多く、作業はとても大変なんだろうなと思いました。
タ・プロームは樹の侵食が進めば崩落の危険が増すし、かといって取り除いてしまえばこれまた崩落してしまうそうで、とりあえず手を付けられない状態のようです。
投稿: 凸山 | 2008年10月 4日 (土) 18時29分