今年三回目の木曽駒ヶ岳です。5月と7月には保護活動が進められているライチョウを見ることができましたが、今回は残念ながら遭遇できませんでした。
9月に入っても暑い日が続きますが、三千メート近い山頂は風が吹くとさすがに寒いくらいでした。トウヤクリンドウも終盤で、高山植物を楽しむ季節はそろそろ終わりです。
左から、駒ヶ岳ロープウェイ、千畳敷カールと宝剣岳、木曽駒ヶ岳山頂、イワカガミの紅葉、ウラシマツツジの紅葉、すずらんハウスのソースかつ棒。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
オオシラヒゲソウを見に、戸隠に行ってきました。戸隠神社奥社参道の両脇に、たくさん咲いていました。奥社に参拝した後、戸隠森林植物園を散策。この時期は花も鳥も、あまり見るものはありません。戸隠そばを<食べても帰るにはまだ早かったので、黒姫山登山口そばの古池を散策しましたが、こちらもとくに見るべきものはありませんでした。
帰りはカーナビの指示に従って、長野道の信濃町インターから。焼きトウモロコシを売る店があちこちにあり、大変賑わっていたので寄ってみました。久しぶりに食べましたが、甘くてうまかったです。
左から、奥社参道そばの草に埋もれた石塔群、オオシラヒゲソウ(3枚)、くまざさソフト、焼きトウモロコシ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
二週間前に行きそこねた入笠山に行ってきました。下界では暑い日が続いていますが、山の上はいくらか涼しくなってきました。とは言っても、歩いていれば汗だくなってしまいますが。夏から秋の花が混在した状態で、エゾリンドウ、サワギキョウ、ウメバチソウ、アケボノソウなどが目立つようになってきました。
周囲の山はどこも積乱雲におおわれており、昼過ぎから八ヶ岳では雷鳴が轟いていました。周囲の景色は望めなくとも、入笠山のような花の山は陽射しがあればじゅうぶん楽しむことができます。
左から、ホソバトリカブト、レンゲショウマ、エゾリンドウ、ウメバチソウ、アケボノソウ、ヨツバヒヨドリにとまるアサギマダラ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
長野では自生のサギソウを見ることはまずできませんが、お隣の岐阜県には何ヶ所かの自生地があるとか。かねがね気になっていた屏風山山麓の自生地に行ってきました。
ずいぶん前に豊橋市の葦毛湿原で見て以来、地面から生えているサギソウを見たのは20年ぶりくらいです。なぜこのような繊細な造形になったのか、不思議ですし感動を覚えます。
下山後、温泉に泊まり、翌日は山城めぐりをするつもりでいたのですが、予想気温は39度、暑くて外を歩き回る気候ではありませんでした。三大山城のひとつ岩村城跡に朝一番に向かい、本丸周辺を歩いただけではやくも汗をかいてしまいました。その後の観光は断念し、昼過ぎには松本に戻りました。
左から、屏風山山頂、岩村城の六段壁、イワタバコ、サギソウ(2枚)、夕食の飛騨牛鉄板焼き。この山行のその他の写真は、こちらにまとめてあります。
入笠山に登るつもりで諏訪南インターで降りた所、霧雨が降っています。高速から見た入笠山も雲の中でした。途中の守屋山あたりだけ青空でしたので、そちらに転進しました。
この時期の守屋山には登ったことがなかったので、どんなものかと思いながら歩いたのですが、花はほとんどなく想像以上に撮るものはありません。周囲の光景もアルプスはいずれも雲の下で、かろうじて南八ヶ岳が望めたくらい。暑い中、どうにもパッとしない山行になってしまいました。
左から、オオハンゴンソウに侵略されつつある杖突峠登山口の太陽光発電パネル、守屋山東峰山頂、ドクツルタケ、ホウキタケ、オミナエシ、コミスジ。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
熱中症警戒アラートが出ている最中、7月最後の土日で白馬岳に行ってきました。4年前に大雪渓を登った時とほぼ同じ時間で主稜線上の白馬岳頂上宿舎に着いたのですが、右脚はつる一歩手前、帽子を絞れるほどの大量の汗、疲労感は半端なかったです。
振りかえってみると、コロナ禍が始まってから登りに6時間以上要する山には行っていませんでした。加齢による体力の低下と気温の高さにやられたという感じです。予定では小蓮華山、白馬大池を経て栂池に下山する予定でしたが、コースタイム通りに歩けるか不安だったので大雪渓を下ることに。予報より天気の崩れが早かったので、それで正解だったようです。
左から、青空と大雪渓、メスのライチョウ、白馬岳山頂へ、白馬山荘と剱立山連峰、大雪渓最上端のクレバス、ガスの大雪渓の下山。この日の撮影分は、こちらにまとめてあります。
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